活性酸素の発生原因を探る

知らない間に身体を蝕む原因となっている活性酸素ですが、その発生の原因を探ってみましょう。


活性酸素はもともと呼吸しただけでもわずかですが発生します。それぐらいでしたら害は無いのですが、
問題は色々な要因によって必要以上に活性酸素が発生した場合に、体の細胞や組織を酸化させる事にあります。


まず最初の要因として、細菌やウイルスによる活性酸素の大量発生が挙げられます。


細菌やウイルスなどの体内への侵入によって、食細胞と呼ばれる白血球などが働く事により活性酸素が
必要以上に発生すると、細胞を傷つける結果になってしまうのです。


次に体内に化学物質が入った場合ですが、これは色々なケースが考えられます。


一番身近なのが食品添加物や車などの排気ガス、煙草の煙などでしょう。


最近は禁煙ブームで喫煙による他者への被害は減りつつありますが、ご家庭での喫煙などを考えると
非常に厄介な問題の一つとなっています。


また大気中の紫外線の影響によっても、大量の活性酸素を発生させる原因となり注意が必要です。


そして次に問題なのが現代社会につきものである過度のストレス、そして激しい運動などです。


ストレスはあらゆる病気の原因となっていますが、ヒーリングブームの動きもあり、ヨガや音楽
によってストレスを和らげようとする傾向も見られます。


最後に問題なのが、ガンの治療で使う放射線が、活性酸素を大量に発生させる原因となっています。


これは放射線療法が癌細胞を死滅させるだけでなく、活性酸素が正常な細胞をも傷つけてしまう
副作用によるもので、一長一短といった感じですね。